RSS

ホンダ、タイとベトナムに新工場

2007年7月17日(火) 22時36分(タイ時間)
【タイ、ベトナム】ホンダは18日、タイとアルゼンチンに四輪車工場、ベトナムに二輪車工場を建設すると発表した。投資額は約500億円。

 タイでは既存工場がある中部アユタヤ県ロジャナ工業団地に年産能力12万台の第2工場を建設し、2008年後半に稼動する。生産車種は、乗用車の「アコード」「シビック」「シティ」「ジャズ」、多目的スポーツ車(SUV)の「CR-V」。投資額は約62億バーツ(約230億円)。タイの年産能力は2工場合わせ24万台になる。

 第2工場は「グリーンファクトリー」がコンセプトで、「水のフル循環システム」による工場用水の外部排出ゼロ化や、水性塗料の採用によるVOC(揮発性化合物質)排出量の削減を目指す。また、ソーラーシステムの導入などにより、生産時の二酸化炭素排出量を2005年比で1台当り10%低減する予定。

 ベトナムではハノイ郊外のビンフック省にある既存工場の隣接地に二輪車の第2工場を建設する。投資額約6500万ドル、年産能力50万台で、2008年後半稼動の予定。AT(オートマチック)モデルなど付加価値の高いモデルを生産する。既存工場と合わせたベトナムでの二輪車年産能力は150万台に拡大する。

 2006年のベトナムの二輪車市場は前年比31%増の230万台で、ホンダの販売台数は127%増の85.1万台だった。

 アルゼンチンではブエノスアイレス州に四輪車工場を建設し、小型乗用車の現地生産に乗り出す。年産能力3万台で、2009年後半稼動の予定。投資額は約1億ドル。

 アルゼンチンの四輪車市場は2002年約9万8000台、2006年約45万台(前年比17%増)と、経済の安定化にともない、ここ数年で急回復している。ホンダの販売も2006年で前年比5割増の約7300台と好調。
《newsclip》