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バーツ高対策立案、財界に丸投げ

2007年7月20日(金) 12時21分(タイ時間)
【タイ】タイのスラユット首相は20日、ドル買い・保有の後押しと中小企業の資金繰り支援を中心とするバーツ高対策を承認した。民間からバーツ高への対応が鈍いと批判を受けた後、財界団体の提案をほぼそのまま受け入れた形で、政府の経済運営能力にまたしても疑問符がつく結果となった。

 対策の骨子は、▽現在14日以内に制限している輸出業者の外貨保有を無期限とする▽一般個人の外貨建て預金口座を解禁▽輸出業者に対する原料輸入関税還付の迅速化▽国営企業による外貨建て債務の前倒し返済▽バーツ高で経営難となった中小企業の救済基金設立——などで、24日の閣議で正式に承認する。

 バンコク外為市場のバーツ相場は05年12月の1ドル=平均41.1バーツが06年12月35.8バーツ、今年6月34.6バーツと上昇を続け、先週から今週にかけては一時1ドル=33.2バーツまでバーツ高が進んだ。20日午前は33.49—33.52バーツで推移した。
《newsclip》