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気難しいブルネロ

2007年7月22日(日) 07時37分(タイ時間)

ブルネロ ディ モンタルチーノ。このブドウ品種のワインを飲むときにいつも勇気がいる。硬くてなかなか開いてくれないのだ。高価で一般的にイタリア高級ワインの代名詞になってはいるがタンニンが強く、おいしく飲めるようになるまでに2時間も3時間も待たなくてはならない気難しいワインなのだ(そういう意味ではラフィットを飲むときも同じ勇気がいる、ちょっと早いかな?と心配な時は、大抵ガチガチなときが多い)。

Casanova di Neri Brunello di Montalcino CERRETALTO 2000。
今週のワインテイスティングでこの銘柄を当ててみた。2001年はワインスペクテイター誌が100点をつけて、昨年の同誌のwinnerにもなった。2000年は93点だがCasanova di Neriは他の銘柄もおいしくて好きなメーカーの一つだけに期待できる。

ブルネロとはブルネロ ディ モンタルチーノ地区で使用されるブルネロ ディ モンタルチーノという品種で別名サンジョベーゼ・グロッソという。ブドウの皮が厚くて、さらにこのブドウを100%使用しないといけないためタンニンがあるワインに仕上がるというわけ。ラフィットもそういえばカベルネ比率が高い故、タンニンがあり、それが硬いという印象になるのだ。高貴で力強く、色も墨汁のように黒い、長期熟成できる男性的なワインだ。時間がたつとこのブルネロは毛皮のにおいを身にまとうのだそうだ。100%ブルネロを用いなくてはならないなどなかなか厳しい。英国王室の護衛官という印象だ。

同時にラフィット94年も飲む機会に恵まれ、比較したら、ラフィットの方が、それでもまだやわらかい。ちなみに Casanovaの2001年はもっとエレガントでやさしさがあり、今飲んでも素直においしいと感じた。こちらはエリザベス女王だった。
《newsclip》