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タイ国王側近宅前の集会、警察が強制排除に失敗

2007年7月22日(日) 19時30分(タイ時間)
【タイ】タイ国営テレビ局TITVによると、タイ軍事政権・国家安全保障評議会(CNS)は22日午後9時ごろ、警官約2000人を動員し、バンコクのプレム枢密院議長宅前の反軍政集会の強制排除に踏み切ったが、数千人の集会参加者ともみ合いになり、押し戻されたもようだ。全面的な衝突には至らなかったものの、集会参加者が警官隊に鉄柵を投げつけたり、街宣車によじ登ろうとした警官を突き戻すなどした。

 強制排除の試みについてCNSの報道官は、警官が暴行を受けた上、周辺の交通が妨害されたためと説明した。

 集会参加者はプレム議長が昨年9月のクーデターの首謀者だとして辞任を要求。要求が通るまで議長宅前で座り込みを続けるとしていた。


〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。78—80年陸軍司令官、80—88年首相。首相在任中に2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、88年の退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。98年から枢密院議長。
《newsclip》