RSS

反タイ軍政指導者9人を逮捕

2007年7月26日(木) 13時07分(タイ時間)
【タイ】反軍事政権派の市民がバンコクのプレム枢密院議長宅前で警官隊と衝突した事件で、警察は26日、前与党・タイ愛国党のウィーラ前副党首、ジャクラポップ元政府報道官ら集会の指導者9人を、違法集会、公務執行妨害などで逮捕した。

 反軍政派の市民2000—3000人は22日午後、プレム議長宅前に押し寄せ、同議長が昨年9月のクーデターの首謀者だとして辞任を要求。警察は同日夜、催涙ガスを撃つなどして、集会参加者を強制排除した。このときの衝突で、警官、市民100人以上がけがをした。

 昨年9月のクーデター後、反軍政派の市民と警官隊が本格的に衝突したのは今回が初めて。

 バンコクでの反軍政デモは今年に入り継続的に行われているが、参加者は最大1万—1万5000人で、政権を揺るがすにはいたっていない。


〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。78—80年陸軍司令官、80—88年首相。首相在任中に2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、88年の退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。98年から枢密院議長。
《newsclip》