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タクシン前首相派、零細政党を乗っ取り

2007年7月28日(土) 21時47分(タイ時間)
【タイ】5月末に解党処分を受けた旧与党・タイ愛国党のタクシン前首相派は28日、前下院議員160人を含む元党員約300人が「パランプラチャーチョン(人民の力)党」に入党すると発表した。パランプラチャーチョンは議員ゼロの零細政党で、事実上、愛国党グループが乗っ取る形。新党首にはタクシン氏の熱烈な支持者であるベテラン政治家のサマック・スントラウェート氏(前バンコク都知事、元副首相)が就任する可能性があるという。

 軍事政権が作成した新憲法案が8月の国民投票で否決された場合、代用として使用される可能性がある1997年憲法に、下院選の立候補者が出馬届出の3カ月前から同一政党に所属していることを義務付けた項目がある。愛国党は解党処分を受けた上、軍政が新党結成を禁止していることから、元党員は「宿無し」状態となっており、97年憲法に基づき12月に下院総選挙が行われる場合、遅くとも8月半ばまでに政党に所属していないと、選挙から締め出される恐れがあった。
《newsclip》