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タイ財閥系靴メーカー、バーツ高で廃業

2007年8月1日(水) 08時44分(タイ時間)
【タイ】タイの繊維大手サハユニオン(SUC)傘下の靴受託製造会社ユニオン・フットウェア(UF)は7月31日の取締役会で廃業を決めた。バーツ高、労働力不足で中国、ベトナムに対する競争力が低下し、業績改善のめどが立たないため。

 株式公開買い付けでSUCがUF株を買い取り、UFのタイ証券取引所(SET)上場を廃止する。UFはすでに受注した分を生産後、年内に事業を停止する。

 UFは廃業理由について、▽発注者である欧米の大手数社の支配力が強く、価格交渉で不利▽労働力確保のため地方に生産拠点を移したが、離職率が高く、生産量・品質維持が困難——だったと説明した。

 UFは2004年から3年連続して最終赤字を計上。今年1—3月は総売上高5億3000万バーツ、最終赤字4500万バーツだった。

 バーツの対米ドル相場は05年12月の1ドル=平均41.1バーツが06年12月35.8バーツ、今年6月34.6バーツと上昇を続け、7月31日は33.72—33.85バーツ。
《newsclip》