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タイ中銀出資の銀行、不正融資疑惑が浮上

2007年8月3日(金) 13時01分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行は同行が32%出資するタイの商業銀行バンクタイ(BT)がコメ輸出大手プレジデント・アグリ・トレーディング(PAT)・グループに不正融資を行った疑いがあるとして、調査を開始した。BTは7月に、PATに対する融資17.6億バーツが焦げ付く可能性が高いとして、上半期に約7億バーツの貸倒引当金を計上すると発表、合わせて同社を法務省特捜局に告発していた。

 PATはタイ内外の金融機関9社に対する負債120億バーツが不履行になっているほか、前政権の閣僚をめぐる汚職疑惑で捜査を受けている。


〈バンクタイ〉
97年のアジア経済危機で破たんした銀行1行と金融会社13社を合併、国有化し98年に発足。6月末の資産総額は約2140億バーツでタイの商銀17行中9位、不良債権比率2.9%、行員数2700人、118支店。4月に第3者割当増資を実施し、米TPGニューブリッジなど投資会社3社がBTの発行済み株式の33%を取得した。
《newsclip》