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タイ軍政トップの妹、カンボジアで逮捕

2007年8月16日(木) 22時05分(タイ時間)
【タイ】17日付のタイ字紙タイラットによると、タイ軍事政権トップ、ソンティ・ブンヤラカリン陸軍司令官の妹のカニター・ブンヤラカリンさん(49)が先月、自動車を無許可で持ち込んだとしてカンボジアで逮捕されていたことが明らかになった。

 内装会社を経営するカニターさんは、タイのピザチェーン、ザ・ピザのプノンペン店の内装を受注したことから、資材を積んだピックアップトラックを自ら運転し、7月29日、タイ東北部サケーウからカンボジアに入国した。しかし車をカンボジア国内に持ち込む許可を得ていなかったことから、入国後すぐにナンバープレートをカンボジアのものに付け替え、そのまま走行。6キロほど行ったところでカンボジア警察に逮捕された。

 カンボジア警察は8月8日にカニターさんを釈放したが、トラックの引き渡しには応じていないという。

 今回の事件についてタイラットは、タイからカンボジアに盗難車が持ち込まれるケースが多く、カンボジアが警戒態勢を強化していたと指摘。一方、地元住民の声として、クーデターで追放されたタイのタクシン前首相と親しいカンボジアのフン・セン首相が、タイ軍事政権への嫌がらせとして逮捕したという意見も紹介した。

 ソンティ司令官は16日、訪問先のシンガポールで、カニターという名前の妹がいることを認めたが、逮捕された女性と同一人物かどうかは確認していないと述べた。
《newsclip》