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タイ製糖大手2社、供給過剰でエタノール生産を延期・縮小

2007年8月19日(日) 11時40分(タイ時間)
【タイ】タイの製糖大手2社がエタノール製造事業の延期・縮小を検討中だ。タイ政府が導入を進めている、エタノールをガソリンに混合した自動車用燃料「ガソホール」向けに相次いで生産に乗り出したが、ガソホールの普及が遅れ、エタノールが供給過剰に陥っているため。

 ミトポン・シュガーは12月に年産7000万リットルの第2エタノール工場が完工し、第1工場と合わせた年産能力が1億4000万リットルとなる。しかし同社幹部は国内市場でエタノールが大量にだぶついているとして、第2工場の稼動延期、第1工場の生産量削減を示唆している。

 コンケン・シュガーはエタノール第1工場の稼働率が5—6割程度、年産2500万リットルにとどまり、しかもそのうちの3割をフィリピンに輸出している。来年は韓国、日本、中国などへの輸出でフル稼働を目指すが、2008年を予定していた第2工場の稼動は2010年以降に延期する方向だ。
《newsclip》