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タイ国王側近のプレム枢密院議長、87歳に

2007年8月26日(日) 17時30分(タイ時間)
【タイ】タイ国王の側近で、タクシン前首相支持派から昨年9月のクーデターの黒幕として糾弾されているプレム枢密院議長が26日、87歳の誕生日を迎えた。バンコク都内の議長宅には、スラユット首相(前枢密顧問官)が花を持って訪れ、2時間ほど話し合った。

 議長の誕生日には、タイの陸海空3軍および最高司令部の司令官ら軍幹部がそろって議長宅を訪れ、お祝いを述べるのが恒例だったが、昨年と今年は議長が訪問客を原則断った。


〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。78—80年陸軍司令官、80—88年首相。首相在任中に2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、88年の退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。98年から枢密院議長。

〈タイ枢密院〉
タイ国王の諮問機関。枢密顧問官の多くは王族、退役軍人・官僚で、現議長はプレム・ティンスラーノン元首相・元陸軍司令官。暫定政府のスラユット首相(元陸軍司令官)は枢密顧問官から首相に転じた。
《newsclip》