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タイ王室系企業で会長交代、サイアム・セメントとSCB

2007年8月27日(月) 22時51分(タイ時間)
【タイ】タイ王室系素材大手サイアム・セメント(SCC)のチャオ・ナシラワン会長が9月1日付で退任し、後任にタイ王室財産管理局のジラユ・イサラーンクーン・ナ・アユタヤ局長が就任する。また、ジラユ氏は王室系大手商業銀行サイアム・コマーシャル銀行(SCB)の会長を9月1日付で退き、後任にアナン・パンヤラチュン元首相が就く。


〈アナン・パンヤラチュン〉
1932年、バンコク生まれ。英ケンブリッジ大学卒。72年米国大使、76年外務次官。軍事政権とのあつれきで79年に退官し、消費財大手サハユニオン・グループに参加、91年に同社会長。同年、クーデターで政権を奪取した軍事政権の要請で首相に就任。1年余りの任期の間に、付加価値税(VAT)導入などさまざまな改革を実現し、タイ史上最高の実務内閣という評価を得た。92年の民主化武力弾圧事件後、再度首相に就任、民政復帰までの4カ月に、事件責任者の追及を進めた。97年の新憲法制定では、草案作成委員長として実質的な指揮を執り、同年マグサイサイ賞を受賞。父親はモン族と華人の血を引く貴族で、サイアム・コマーシャル銀行(SCB)の創業者の1人。「サイアム・クロニクル」紙(現バンコクポスト)編集者、タイ・ジャーナリスト協会の初代会長も務めた。妻は王族。
《newsclip》