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お守りブームに喝、タイ人気僧が「仏の教え」Tシャツ

2007年8月28日(火) 22時27分(タイ時間)
【タイ】タイ国内で人気を集めているお守り「ジャトゥカーム・ラーマテープ」を揶揄(やゆ)するジャトゥカム・クッキーで大当たりを取ったスワンケーウ寺(中部ノンタブリ県)の住職、パヨーム僧が、今度はジャトゥカムTシャツの製造に乗り出した。ジャトゥカム・クッキーのデザインを採用し、胸に「勤勉」「貯蓄」「良友」「賢明な支出」を表す頭文字がプリントされている。999枚の限定生産で、1枚180バーツ。収益は寺の開発費と貧困者救済に充てるという。

 ジャトゥカーム・ラーマテープは約20年前にタイ南部で創始されたお守り。「身に着けていると銃で撃たれても死なない」「高貴な方が収集されている」といったうわさでブームに火がつき、人気モデルの予約会場に購入希望者が殺到し圧死者が出たり、従来の寺に加え、空軍や銀行まで製造に乗り出す騒ぎとなっている。希少モデルには1個数百万バーツの値がつき、市場規模は数百億バーツといわれる。

 こうした風潮を嘆いたパヨーム僧は、「真の仏の教えを広める」ため、ジャトゥカームを模した形状で、片面に「勤勉」「貯蓄」「良友」「賢明な支出」を表す頭文字を刻んだジャトゥカム・クッキーを製造、今年6月に売り出した。販売は好調で、生産が追いつかない状況という。
《newsclip》