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次期タイ首相候補、アピシット氏に高評価=国立大世論調査

2007年8月29日(水) 22時09分(タイ時間)
【タイ】タイの国立ラムカムヘン大学が8月29日に実施した次期首相候補に関する世論調査(回答者1320人)で、前野党・民主党のアピシット・ウェーチャチーワ党首が10点満点中6.78点と最も高い評価を得た。クーデターで追放されたタクシン前首相の政治勢力を引き継いだサマック・スントラウェート前バンコク都知事は4.28点で9位だった。 

 2位は前与党・タイ愛国党(TRT)の共同創設者で同党初代幹事長、タクシン政権初期に内相、法相、副首相などを務めたプラチャイ・ピアムソムブーン氏(6.35点)。3位にはスラユット・ジュラーノン首相(5.86点)、4位にはクーデターを指揮したソンティ・ブンヤラカリン陸軍司令官(5.05点)が入った。  

 5位は前野党・チャートタイ(タイ国民)党党首のバンハーン・シラパアーチャー元首相(4.73点)、6位はサノ・ティエントーン元TRT顧問会長が創設したプラチャーラート党に最近入党したチェーター・タナジャロー元陸軍司令官(4.65点)、7位は前野党・マハーチョン党のサナン・カチョンプラサート党首、8位はサノ氏、10位はチャワリット・ヨンチャイユット元首相(元陸軍司令官、4.23点)だった。

 
〈アピシット・ウェーチャチーワ〉
1964年8月、英国生まれ。有力華人のウェーチャチーワ家出身。英イートン校からオックスフォード大学に進み、哲学、政治学、経済学の学位を取得、タイ人で2人目という首席だった。同大学で経済学修士号を取得後、タマサート大学講師を経て政界入り。

〈プラチャイ・ピアムソムブーン〉
1950年生まれ。警察士官学校を首席で卒業後、米国に国費留学。米フロリダ州立大学刑法学博士。警察勤務後、タイ国立開発行政研究院(NIDA)学長、チナワット大学学長など経て、98年のタイ愛国党創設に参加。タクシン政権発足で内相、法相を務め、歓楽街の取り締まりなどで人気を集めた。一時はタクシン首相の後継者に擬せられたが、2005年の総選挙前に離党、政界から引退した。現在は立法議会(軍が任命した国会)議員。
《newsclip》