RSS

「謎の電話で亡命政府断念」 タイ前首相側近

2007年8月30日(木) 11時51分(タイ時間)
【タイ】タクシン政権で政府報道官を務めたジャクラポップ・ペンケー氏(40)は29日、タイ外国人記者クラブで「民主主義対庇護システム」と題した講演を行い、昨年9月のクーデター直後、タクシン前首相の側近グループが亡命政府樹立を検討したことを明らかにした。数カ国から亡命政府受け入れの内諾を得たが、「バンコクの謎の人物」からタクシン氏に電話があり、計画中止が決まったという。

 ジャクラポップ氏は「タクシン氏でさえ、最重要な案件は庇護システムに基づき決断した」と述べた。
 
 タクシン氏はクーデター当時、国連総会出席のためニューヨークに滞在中だった。その後はタイに帰国せず、主に英国に滞在している。

 ジャクラポップ氏は奨学金を得て米ジョン・ホプキンス大学で国際関係を学び、外交官、テレビのキャスターを経て、タクシン政権に参加した。政権崩壊後はクーデター反対のデモ隊を指揮し、7月末に逮捕され、10日以上留置された。
《newsclip》