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タイ下院選への監視団派遣、EUと選挙委が協議

2007年9月6日(木) 13時41分(タイ時間)
【タイ】欧州連合(EU)が、タイの次期下院総選挙への監視団派遣を提案し、これを嫌うタイ政府との間で綱引きが続いている。EUの監視団を拒否すればタイ新政権の国際社会での信用度が下がりかねず、受け入れれば国内保守派の批判が避けられないため、タイ側は苦しい選択を迫られている。

 駐タイ欧州委員会代表部のハンバーガー大使、マヤ駐タイ・ポルトガル大使らEU側は6日、タイ選挙委員会とこの問題を協議したが、EUが求めている覚書調印に選挙委が即答を避け、話し合いは平行線をたどった。ハンバーガー大使は協議後、監視団派遣に関するタイ政府の決断をあと2カ月待つ考えを示し、「どのような結論を下そうと、両者の投資、通商などへの影響はない」と述べた。また、EUがタクシン前タイ首相の意向を受け動いているとするタイ国内の一部の見方を否定した。

 選挙委によると、EUは総勢100?150人の監視団派遣を想定している。
《newsclip》