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スチラー・ジサーロージットー医師

2007年9月7日(金) 21時27分(タイ時間)
Sucheela Jisarojito, M.D.
バンコク病院グループ医療センター リハビリテーション科医長

 1960年生まれ、バンコク都出身。チュラロンコン大学医学部卒業後、マヒドン大学と陸軍病院で理学療法学を修め、いずれも首席で卒業。現在は麻痺(まひ)患者などのリハビリテーションを担当している。

——麻痺が起こる原因は

 身体の麻痺を起こすのは脳血管障害で、高脂血症、糖尿病、高血圧症、多量の飲酒・喫煙、老化、運動不足、肥満などが原因です。血管を詰まらせる血栓が心臓付近にできると急性心筋梗塞などを起こし、死に至る危険があります。麻痺患者は低年齢化の傾向にあります。早期発見のためにも、定期的に健康診断を受けることが大切です。35歳以上で先に挙げた脳血管障害につながる要因をお持ちの方は、医師の診断と日常生活でのアドバイスを受けることをお勧めします。いちど脳血管障害が起きると、完全に元の状態に戻ることが困難だからです。

——日常生活で気をつけることは
 食生活、運動です。当センターではこの両面の指導にも当たっています。

——リハビリにかかる期間は
 症状や麻痺の原因となった病気、患者の年齢によって異なります。症状の重い患者や慢性的な麻痺のある患者は1年かかることもあります。

——バンコク病院グループのリハビリ科について
 常勤医、非常勤医合わせて15人で治療に当たっています。そのほかに、患者のトレーニングの補助や指導に当たる理学療法士が常駐しています。患者は主に、長期のリハビリが必要な脳血管障害による麻痺患者、そして背中や関節の痛みなどの急性および慢性疾患の患者に分けられます。

 脳梗塞患者には、麻痺の改善だけでなく脳のリハビリも行っています。

 外来患者数は1日100—120人で、午前10時から午後1時までの時間帯に集中しています。来院予定の方はその時間帯を外すか、予約を入れておくと待ち時間を省くことができます。日本語通訳をご希望の場合は、予約の際にお知らせ下さい。

 そのほか、ゴルフ愛好者に向けた指導も行っています。プレイ中の身体の負担を軽くし、長く安全にゴルフを楽しめるよう、医学的な立場からアドバイスしています。

 具体的なリハビリ内容は以下の通りです。
1,神経リハビリ科:理学療法士の指導のもと、発声、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんか)、歩行などの訓練を行います。
2,心臓リハビリ科:心臓疾患や心臓の手術を受けた患者の心臓リハビリテーション、運動を行う際のアドバイスなどを行います。
3,スポーツ療法科:医師と理学療法士がスポーツリハビリの指導に当たります。
4,骨・関節・筋肉リハビリ科:骨折などで長期間固定されていた関節や筋力を元に戻します。歩行や階段の上下運動などを行います。
5,ペインクリニック:西洋式鍼(はり)、レーザー、超音波、通電、整体などの療法を用いて痛みを軽減します。
6,アドバンスサービス:水の物理的エネルギーを用いた水療法を行います。

——ありがとうございました

電話l: 0-2310-3000 内線3139、1238 ファクス: 0-2755-1241
ウェブサイト:www.bangkokmedicalcenter.com

リハビリセンター( 7?20時) 直通電話: 0-2310-3139
スチラー医師の担当時間
月曜日: 9?12時、火曜日: 13?16時、木曜日: 9?12時
金曜日: 13?16時
《newsclip》