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タイのゴルフの歴史

2007年9月7日(金) 22時07分(タイ時間)
 ゴルフの起源には確かな記録が無く、異論が多い。スコットランドの羊飼いの少年たちが、先の曲がった棒切れで小石を打って野うさぎの巣穴に入れて遊んだのが最初だとか、オランダのコルベン(ボールをポールに当てるゲーム)であるとか、長い間議論されてきた。

 日本にも奈良時代(710—794年)の貴族の遊びに打毬(たぎゅう)という遊びがあった。奈良の春日大社に「打棒」と「毬」が保存されており、コピーが兵庫県三木市のJGAゴルフ博物館に展示されている。

 最近では、ベルギーのフランダース地方でボールを穴に入れる球戯が14世紀に行われていたことが明らかになり、これが北海の対岸のスコットランドで広まったという説が有力になってきた。いずれにせよ、550年前の15世紀中ごろには、スコットランドでゴルフが盛んだったことは歴史的な事実だ。1457年に政府が国民にゴルフ禁止令を出し、その後も2回ほど禁止令が出されたが、世の中が平和になった16世紀初頭にゴルフ好きの国王がゴルフを愉(たの)しむようになり、普及したといわれている。

 全英ゴルフ協会の歴史には、1754年(宝暦4年)に「Saint Andrews Society of Golfers」が設立され、これがゴルフ協会の前身と記されている。そして、第1回全英オープンが1860年(万延1年)に開催された。日本では桜田門外の変が起き、翌年リンカーン大統領が誕生した時代だ。当時は12ホールのコースを3日間ラウンドする、合計36ホールの戦いだった。

 1888年(明治21年)ニューヨーク郊外につくられた100ヤードほどのゴルフホールがアメリカの最初のゴルフコースとされている。一方、日本のゴルフは1903年(明治36年)、イギリス人のアーサー・グルーム氏が神戸の六甲山に造った神戸ゴルフ倶楽部が始まりだ。

 タイでは国王ラマ6世の命により、ロイヤルホアヒンGCが初めての18ホール(パー72)として、1924年6月にオープンした。1973年にオープンしたナワタニGCは、1975年にワールドカップを開催した名門コースとして人気がある。以後、80年代後半から90年代にかけて、海外からの駐在員の増加に合わせるように、多数のゴルフ場がオープンした。最近は母親がタイ人であるタイガー・ウッズの影響でタイ人社会もゴルフブームになっている。

 ゴルフ人口の増加とともに、タイのゴルフクラブの輸入量も増加傾向にある。大手メーカーの新製品が日本と同時期に販売されるようになり、デパートのゴルフ売り場もかなり大きなスペースをとっている。デパート側から与えられたブースで、各社からの派遣社員が販売しているため、自社製品を売りたがり、他社製品との比較がしにくいのが欠点だ。

 試打してクラブ選びをしたいのなら練習場がいいだろう。バンコク近郊のゴルフ練習場では、打席の奥にメーカーがショップをオープンして気軽に試打クラブが借りられる。メーカーのセールストークを鵜(う)呑みにするのではなく、自分にあったクラブを探すのもゴルフの楽しみの一つだ。

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《newsclip》