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古武士ワイン

2007年9月15日(土) 13時56分(タイ時間)

見習いのH君が、長期の休みをとって日本に帰っていた、その土産でワインを数本買ってきてくれた。JACKY TRUCHOT MOREY-ST-DENYS 1er CRU CLOS SORBES 2003。このワインは世襲をしないため、本人の代でワイン造りは終わりとか<2005年が最終ビンテージ>。

薄いルビー色で何ともブルゴーニュワインの典型だ。香りは少し苦みがあって力強い男らしいワインだ。最初は僕専用のテイスティンググラスで飲んでいたが、苦みが気になるので少し大きめのブルゴーニュグラスに替えた。そうすると甘みが一段と主張してきたので飲みやすくなった<グラス選びもワインをおいしく飲む上で重要と改めて実感>。

モレサンドニは無骨で田舎もののイメージ、古武士風だ。はっきりした骨格があって味もものすごくストレート。悪く言えば単調、よく言えば昔のワイン造りの伝統を今も頑なに守っているといった感じだろうか。好き嫌いがはっきり分かれそうなワインだ。この銘柄はフランス国内での消費が9割を超えている点でもcommercialなワイン造りをしていないといえる。

なるほどエチケットもしゃれっ気もなにもない。まさに素朴で田舎もののおじさんワインだ。しかしこのワインには強い主張がある。
《newsclip》