【タイ】16日にプーケット国際空港で着陸事故を起こしたタイの格安航空ワントゥーゴーは20日、予約のキャンセルが相次ぎ、1日40便だった便数を30便に減便したことを明らかにした。バンコク—プーケット線は4便減らし1日6便とした。同業のノックエアとタイ・エアアジアは予約状況に変化はないとしている。
タイではタクシン政権の観光振興策で格安航空が導入され、2003—04年にかけ、タクシン財閥とマレーシアの格安航空大手エアアジアの合弁会社タイ・エアアジア、タイ国際航空系のノックエア、ワントゥーゴーの3社が相次いでサービスを開始した。
ワントゥーゴーはタイの民間航空会社オリエント・タイ・エアラインズ傘下で、バンコクを起点にタイ北部チェンマイ、チェンライ、南部ハジャイ、スラタニなどに定期便を運航している。独立資本系で後ろ盾がなく、タイ格安3社の中で最も経営基盤が弱い。
16日の事故では、バンコク発プーケット行きのワントゥーゴー機が、豪雨の中、プーケット国際空港への着陸を図り、滑走路を外れて林に突っ込み、大破・炎上。乗客乗員130人のうち、タイ人36人を含む89人が死亡、41人が重軽傷を負った。生存者は機外に飛び降りるなどし助かったが、多くがやけど、骨折などで入院した。乗客のうち78人は欧米、中東などからの外国人旅行者で、日本人の乗客はいなかった。
事故機は機齢12、13年のMD82型機。事故原因については、インドネシア人機長の操縦ミス、突風、故障などの可能性があり、米国でブラックボックスの検証が行われる予定だ。
タイでは1987年に、乗客乗員83人が乗ったタイ航空機がプーケット空港近くの海に墜落し、全員が死亡。98年には南部スラタニ空港近くでタイ国際航空機が墜落し、乗客乗員146人中101人が死亡した。
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