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タイ首相、年内総選挙を確認

2007年10月4日(木) 12時35分(タイ時間)
【タイ】スラユット首相は4日、タイ選挙委員会と協議後、記者会見し、12月23日に下院総選挙を行う方針を確認した。首相は9月下旬に訪米した際、総選挙の年内実施を関係各国に約束したとみられ、選挙の延期を狙う動きに対し、「23日投票」に向け強い意思を示した。 

 タクシン前首相の権力基盤壊滅を目指すプラソン憲法起草委員長ら強硬派は、総選挙でタクシン派が優位という見通しから、投票日の延期、穏健派のスラユット首相の辞任などを画策しているとされる。こうした流れの中、国家汚職防止撲滅委員会(NCCC)が閣僚の株式所有問題を指摘し、5閣僚が辞任に追い込まれた。立法議会(軍部が任命した暫定国会)が、首相の国有地不正取得疑惑を糾弾するといううわさも流れている。

 これに対し穏健派は、強硬派のサプラン前陸軍司令官補の陸軍司令官就任を阻み、同氏を1日付で国防副次官という閑職に回した。この人事を批判したバナウィット国防副次官は3日付で国防省顧問に異動となった。また、スラユット首相は自ら選挙を管理・監視するため3日付で内相を兼任した。
《newsclip》