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民謡「ラサ・サヤン」はどこの民謡?外交摩擦に=マレーシア

2007年10月6日(土) 09時28分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアの観光キャンペーンに使用されている民謡「ラサ・サヤン」について、インドネシアのワチック文化観光相が3日、「ラサ・サヤンがインドネシアの曲だという証拠を集め、マレーシアに抗議する」と述べたことで、両国間に外交摩擦が起きている。

 ラサ・サヤンは、言語が親せき関係にあるマレーシアやインドネシアで広く歌われている民謡で、ルーツは一般にインドネシアのマルク地方とされている。しかし、マレーシアのアドナン・マンソル観光相は「この歌は世代を超えて歌われている」として、観光キャンペーンに使用しても問題はないと反論した。

 これに対し、インドネシアの国会議員からは「ラサ・サヤンはインドネシアの文化遺産で、使用には許可が必要」などとの声が上がり、法廷闘争に持ち込むべきとの意見まで出ている。

 外交摩擦がエスカレートするのを避けるため、マレーシア情報省は国営放送でインドネシア音楽の放送を減らすように指示した。
《newsclip》