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ハジャイなどタイ南部2都市で爆弾22個発見、爆発前に処理

2007年10月6日(土) 21時12分(タイ時間)
【タイ】6日未明、タイ南部ソンクラー県のハジャイ市とソンクラー市で爆弾17個がみつかり、警察の爆弾処理班が爆発前に処理した。ハジャイ市では先月22日にも、市内の公園で爆弾5個が押収、処理されていた。合計50個の爆弾がソンクラー県内に持ち込まれたという情報があり、治安当局が警戒態勢を強化しているという。タイ字紙プージャッカーン、タイラットなどが報じた。

 爆弾がみつかったのは、ハジャイ市のソンクラーナカリン大学近くとソンクラー市内の食堂。音が大きく殺傷力が低いタイプで、先月30日にバンコクの陸軍本部近くで爆発した爆弾と似ているという。

 陸軍本部近くの爆発では、爆弾処理班の警官2人が負傷した。新陸軍司令官の就任を含む軍の人事異動の前夜だったことから、人事に不満を持つ軍高官の犯行といううわさが流れている。
 
 タイ南部ではイスラム過激派のテロと治安当局の弾圧により過去4年で約3000人が死亡した。ソンクラー県は南側がイスラム教徒が多いテロ多発地域となっている。

 ハジャイ市は中国系住民が多い商都。2005年4月と2006年9月、今年5月に繁華街や空港などを狙った連続爆破事件があり、合計で外国人旅行者を含む8人が死亡、数十人が重軽傷を負った。

 ソンクラー市は昨年9月のクーデターの黒幕として民主派が非難しているプレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)の出身地で、同氏が強力な支持基盤を持つ。これまで大規模なテロの対象となったことはない。
《newsclip》