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反スラユット派首領、過去に謎の「依頼」

2007年10月7日(日) 10時43分(タイ時間)
【タイ】新憲法の起草委員長を務めたプラソン・スンシリ立法議会(軍部が任命した暫定国会)議員(80)が政府攻撃を強めていることに関し、スラユット首相(前枢密顧問官、元陸軍司令官64)は6日放送されたテレビのインタビュー番組で、陸軍司令官在任中(1998—2002年)に、プラソン氏から「ある依頼」を受け、「自分の原則に反することだったので拒否した」と述べた。タイの英字紙ネーションは、「依頼」の中身がタクシン政権追放のクーデターだった可能性があると報じた。

 プラソン氏は首相の発言に反発し、7日に記者会見を開く予定という。

 スラユット氏とプラソン氏は両者ともプレム枢密院議長と関係が深く、プレム氏の首相在任当時、側近として仕えた。プレム氏は民主化団体などに、昨年9月のクーデターの黒幕として非難されている。


〈プラソン・スンシリ〉
1927年生まれ。王族系の学校で基礎教育を受けた後、米国で大学を卒業。教員、空軍勤務を経て、80—86年に国家安全保障委員会事務局長、86—87年プレム首相付秘書官長。88年にチャワリット前陸軍司令官(当時、後に首相)が設立した新党・新希望党幹事長、92年、ジャムロン元バンコク都知事が設立したパランタム党から下院選に出馬し当選、外相に就任。94年、パランタム党から政界入りしたタクシン氏に外相ポストを奪われ、パランタム党を離党。96年、新聞社ネーウナー社長。
《newsclip》