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「仏教侮辱」画、タイ僧侶が展示撤去を要求

2007年10月9日(火) 12時49分(タイ時間)
【タイ】仏教僧侶ら約50人が9日、バンコクの首相府を訪れ、中部ナコンパトムのシラパコン大学で展示されている絵が仏教を侮辱しているとして、政府に撤去を要求した。問題となっているのは、画家で大学講師のアヌポン・ジャントンさんによる一連の作品で、口がくちばしとなった僧侶が食べ物をついばむ姿などが描かれている。

 タイは国民の8—9割が仏教徒で、成人男性の多くが一生に一度は出家するなど、生活の中に仏教が息づいている。著名僧のポスターやお守りは人気が高く、各地方の「高僧」は社会、政治に大きな影響力を持つ。

 一方、僧侶の不祥事も後を絶たない。タイ仏教では僧侶が女性と直接接触することが禁じられているが、僧侶と女性が同きん中の写真が新聞紙面を飾ることは多い。昨年には犬やニワトリを強姦する僧侶の動画がネット上に流れ、社会的な問題となった。また、寺が麻薬売買の拠点となるケースも増えている。
《newsclip》