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ベトナム政府、カントー橋崩落事故で調査委設置

2007年10月9日(火) 13時17分(タイ時間)
【ベトナム】日本の政府開発援助(ODA)で建設中だったベトナム南部のカントー橋崩落事故で、グエン・タン・ズン首相はこのほど、国家レベルの事故調査委員会を組織し、原因究明に当たることに同意した。調査委はグエン・ホン・クアン建設相が委員長を務め、日本政府の代表も参加する。タインニエン(電子版)が伝えた。

 調査委は事故の責任の所在を明らかにするとともに、崩落部分の修理と工事再開に向けた方策や事故防止策について検討する。ズン首相は1カ月以内に調査報告書を提出するように求めた。ズン首相は7日に事故現場を視察し、調査委の結論が出るまで工事を再開しないよう指示した。

 カントー橋はカントー市のメコン川支流ハウ川で建設中で、全長2750メートル、総工費約250億円。鹿島建設、新日本製鉄、大成建設の共同事業体が建設を請け負っていた。事故は先月26日に発生し、ベトナム人作業員ら53人が死亡、80人以上が負傷し、1人が行方不明となった

 日本のODA事業では2005年7月、タイ東北部のムクダハンとラオス中南部のサワンナケートを結ぶ国際橋「第2メコン友好橋」の建設現場で事故があり、三井住友建設の日本人社員3人を含む10人が死亡した。同橋は2006年12月に開通した。
《newsclip》