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小売り事業法案を閣議認可、大手の出店規制強化

2007年10月17日(水) 12時33分(タイ時間)
【タイ】タイ政府は16日の閣議で、大手小売店の出店を規制する小売り・卸売り事業法案を、法制委員会による修正後、承認した。近く立法議会(軍部が任命した暫定国会)に提出し、承認を求める。

 法案によると、▽延べ床場面積1000平方メートル以上▽事業者の年間売上高10億バーツ以上▽フランチャイズ店——のいずれかに該当する店舗については、商務相を議長とする委員会が、出店の可否と営業条件を決める。細則は商務省令で規定する。

 タイは1997年の経済危機後に小売り市場を外資に開放し、英テスコ、仏カジノ、カルフールといった欧州の小売り大手が集中豪雨的な出店攻勢をかけた。大型ディスカウントストア(DS)やコンビニエンスストアの進出で追い詰められた地場流通資本は政府に出店規制を要求、商務省がこれを受け、法案を取りまとめた。

 原案は5月に閣議認可を受けたが、法制委の審査、修正作業が長引いた。
《newsclip》