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マイン書記長、金正日総書記と会談

2007年10月18日(木) 15時14分(タイ時間)
【ベトナム】ベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長は17日、平壌で北朝鮮の金正日総書記と会談した。マイン書記長は16日から3日間の日程で北朝鮮を訪問しているもので、長年関係が冷え込んでいた両国が関係強化に乗り出したシグナルと受け取られている。

 国営ベトナム通信によると、マイン書記長は席上、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の進展を評価し、ベトナムとしても朝鮮半島における平和と安定、協力の強化に向け、貢献していく姿勢を表明した。

 マイン書記長はまた、北朝鮮と東南アジア各国、ベトナム共産党と朝鮮労働党の協力強化に支持を表明した。

 金総書記は故ホー・チ・ミン主席の北朝鮮訪問から50年の節目となる今年、マイン書記長の訪問が実現したことを歓迎するなどと述べた。

 一方、北朝鮮の金英逸首相も今月26日から3日間の日程でベトナムを訪問する。北朝鮮首脳のベトナム訪問は2001年の金永南最高人民会議常務委員長以来となる。

 ベトナムと北朝鮮は1950年に国交を樹立し、故ホー・チ・ミン主席と故金日成主席は緊密な関係を維持した。しかし、78年に北朝鮮がベトナムのカンボジア侵攻を非難したことから両国関係が冷却化し、外交関係を代理大使級に格下げ。84年に大使級の外交関係を復活したが、92年にはベトナムが韓国と国交を結んだため、再び関係は冷え込んだ。

 その後、2001年の金常務委員長のベトナム訪問、02年のチャン・ドゥク・ルオン前大統領(国家主席)の北朝鮮訪問など、関係改善努力もみられたが、脱北者の韓国への送還をめぐり、北朝鮮が大使を本国に召還するなど、完全な関係修復には至っていなかった。
《newsclip》