RSS

住商、ベトナムの商業車ディーラーに出資

2007年10月22日(月) 17時46分(タイ時間)
【ベトナム】住友商事は22日、日野自動車のベトナムの最大手ディーラー、チュンロン・エンジニアリング(ホーチミン市)の株式25.6%を約100万ドルで取得したと発表した。拡大するベトナムの商業車市場に橋頭堡を築き、販売からボディー製造へ事業を広げる方針。日本企業がベトナムの商用車ディーラーに資本・経営参加するのは初めて。

 チュンロンは1998年設立。日野モーターベトナム製の新車トラック、純正部品の販売のほか、整備・修理サービス、ダンプ車、クレーン車などのトラック架装用ボディーの製造・販売を行っている。トラック用クレーンの販売・メンテナンスについてはタダノと代理店契約を締結済みだ。住商の出資を受け、バスやバスボディー、ミキサー車、高所作業車などのボディー製造にも乗り出す方針で、今後、ダンプトラック、ミキサー車の製造について、日系ボディーメーカーとの技術提携交渉を進める。

 住商は16%出資する日野モーターベトナム向けに完全現地組立部品(CKD)、完成車の輸出を手がけてきたほか、ベトナムでトヨタ車のディーラー事業を行っている。

 日野モーターベトナムの販売台数は100台を切る年もあったが、ベトナム政府が中古トラック、バスの輸入規制を導入した2003年以降は順調に伸び、今年は1000台に達する見通しだ。販売目標は2009年2000台、2012年3000台で、チュンロンはこのうちシェア4割を目指す。
《newsclip》