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シンガポール航空、A380を初運航 

2007年10月25日(木) 12時05分(タイ時間)
【シンガポール】シンガポール航空に世界で初めて引き渡された欧州航空大手エアバス製の超大型旅客機A380の1号機が25日午前8時16分(現地時間)、シンガポールのチャンギ空港第2ターミナルからオーストラリアのシドニーに向け離陸し、同型機の商業運航が始まった。

 A380は総2階建てで、全席エコノミーだと800席設置できる。シンガポール航空は個室も用意し、471席とした。同社は初運航をチャリティーフライトとし、運賃収入190万シンガポールドルを慈善団体に寄付する。

 航空券の大半は米インターネット競売大手イーベイのサイトで販売した。乗客の国籍は35カ国に上り、最多はオーストラリア人で全体の28%、次いでシンガポール人14%、英国人11%、米国人8%だった。一番若い乗客はシンガポール人の男の赤ちゃん(生後10カ月)、最年長は91歳のシンガポール人の男性だった。乗客には最高級のワインが振舞われた。

 チャンギ空港では、同型機の発着に備え、施設改良に6800万シンガポールドルを投資した。この結果、搭乗口19カ所が同型機に対応した。

 A380は納機が予定より1年半—2年ほど遅れ、補償や購入キャンセルなどの問題が発生している。これまでの受注は16社から計189機。
《newsclip》