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反タクシン陣営党首、前首相と密約説

2007年11月6日(火) 16時27分(タイ時間)
【タイ】タイの中堅政党、チャートタイ党のバンハーン党首(元首相)が英国でタクシン前首相に会い、タクシン氏から首相の座と引き換えに連立を持ちかけられたといううわさが流れている。バンハーン氏は訪英を認めたものの、タクシン氏との「密会」は否定。旧野党陣営の民主党との連携を維持する考えを示した。ただ、チャートタイ党のチューウィット副党首はバンハーン氏に対し不信感を示し、5日の記者会見で、「バンハーン氏は旗幟(し)を鮮明にすべきだ」と強く糾弾した。

 12月の下院総選挙は、民主党とタクシン氏支持のパランプラチャーチョン党(PPP)が第1党を争うとみられるが、どちらも単独過半数には届かないと予想される。うわさによると、タクシン氏は、現在民主党側のチャートタイをPPP陣営に寝返らせ政権を確保し、首相ポストはバンハーン氏に譲るという提案を行ったとされる。

 タクシン氏は昨年9月のクーデターで追放されて以来、主に英国に滞在。参政権をはく奪された上、汚職容疑で逮捕状が出ているため、帰国は困難だが、PPPを遠隔操作し、選挙での復権を狙っているとされる。
《newsclip》