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民主党アピシット氏、バンコクでダントツ人気

2007年11月9日(金) 12時18分(タイ時間)
【タイ】タイのトゥラキットバンティット大学が11月4—5日、バンコクの有権者を対象に実施した世論調査(回答者1575人)で、「首相に相応しい党首」として前野党・民主党のアピシット党首(43)が52.2%と圧倒的な支持を集めた。対抗馬と目される前与党系パランプラチャーチョン党のサマック党首(72)は14.7%で2位。前野党・チャートタイ党のバンハーン党首(元首相、75)は13.3%、3位と健闘した。

 前与党分離派の3党は、ルアムジャイタイチャートパタナー党のチェーター党首(元陸軍司令官、69)が4.8%、マチマーティパタイ党のプラチャイ党首(元企業経営者、64)2.5%、プアペンディン党のスウィット党首(元副首相、50)2.1%と、いずれも支持が1ケタにとどまった。


〈アピシット・ウェーチャチーワ〉
1964年8月、英国生まれ。有力華人のウェーチャチーワ家出身。英イートン校からオックスフォード大学に進み、哲学、政治学、経済学の学位を取得、タイ人で2人目という首席だった。同大学で経済学修士号を取得後、タマサート大学講師を経て政界入りし、1992年から下院連続当選。1995—1997年民主党報道官、1997—2001年首相府相(投資委員会など担当)、2005年から民主党党首。

〈サマック・スントラウェート〉
1935年、バンコク生まれ。貴族の家柄。タマサート大学法学部卒。1975年に副農相として初入閣し、1976年に右翼団体がタマサート大学を襲撃し多数の死傷者を出した事件で右翼暴徒を扇動したとされる。70—90年代に副内相、内相、運輸通信相、副首相などを歴任。当初は民主党所属だったが、後にプラチャーコンタイ党を設立し、長く党首を務めた。2000年のバンコク都知事選で過去最高の100万票を得て圧勝したほか、2006年の上院選でも最多得票で当選。自らフライパンを握るテレビの料理番組などを通じ、お茶の間に人気がある。
《newsclip》