RSS

一足早い忘年会

2007年11月19日(月) 17時38分(タイ時間)

11月◇日。一足早い忘年会を行った。ただワイン好きが集まってのワイン会だけど、この日揃ったワインは忘年会と呼ぶにふさわしいほどもの凄かった。

ペトリュス1984、オーブリオン1989、ラフィット1989、ムートン1989、マルゴー1993、ラトゥール1993、ボルドー5大シャトー&ペトリュスというドリームワインに加え、マセト2003、フィジャック2000、ラ・コンセイヤント2001、クリスタル2000、ドンペリ1990、果てはブーブレの1961年まで全部で12種類以上のワインを飲むことに。

このいきさつは、常連客同士がそれぞれ知り合いになり、ひとり1本いいワインをもってきてワイン会を行うという趣旨であったけど、皆さん、タイで一番の○○という肩書きを持つ人ばかりだから、ここぞとばかりに自分が飲みたいワインを数本持ってきてこんなに多くなってしまった。当然一人一本と価格のバランスはとれていません。

料理もワインに負けないようにいいものをとウニとキャビアのコンソメゼリー、大間産大トロの刺身、フォアグラ、黒毛和牛ステーキをオートクチュール。普通ならワイン、料理一つ一つに尊厳があって、威張っているかのように主張があるのだけど、この時ばかりは「俺って偉い?、希少?」っていうワインや素材がもっている尊厳を完全無視するテンションの上がるデカダンス的エピキュリアンな飲み方、食べ方。
ちょっとお行儀悪いオヤジ的なワイン会になってしまった。
こういうアブノーマルな経験は絶対に忘れないから周りにこういうことができるお客さんと友人がいるだけでも幸せと考えよう。

クリスタル2000
若いと思い2時間前に抜栓、温度も10度ぐらいで飲んだけど、開かなかった。8時間後かすかに甘い香りがしていざ本領発揮というときは宴の終焉だった。

ドンペリニヨン1990
他のドンペリとは全く違う。色もカラメル、こんなにも熟成するものかとつくづく思う。ヘーゼルナッツ香、メロン、パッションフルーツ香、きめ細やかなバブル。

マルゴー1993
インキー、シダ香、艶やかなガーネット、スムーズ、シルキー、香りはとんでいるが飲むとやはりおいしい。

ラトゥール1993
香りは穏やか、色は濃いガーネット、スパイシーだけど、スムーズ。まだ若い。

ムートン1989
華やかさはある。スムーズ、ラトゥールより柔らかい。

ラフィット1989
いつも気難しいラフィットが今日は見事に開いている。本領発揮すると抜群にうまい。タンニンがほどよく落ちていてエレガント。

オーブリオン1989
ビロードのような滑らかさ。すばらしい。今回の中で一番バランスがいい。

ペトリュス1984
出来の悪い年ほど、技術の差が出やすい。ボルドー全体が雨が多く出来の悪い年の中でペトリュスは収穫前にヘリコプターを使い雨水をとばしたと言われている年のワイン。個人的に非常に興味があったワインで今回開けるのは1993年とどちらがいいと言われて1984をとったのは僕だった。紅茶の香り、香りは他のボルドーと全く違う、エレガントだけど時間が経つと枯れてしまった。保存状態に問題あったかもしれない。

マセト2003
若い、乳酸香、スパイシー、樽香強い、早すぎた。

ラ・コンセイヤント2001
開いているが、本来はもっと滑らかであると思われる、潜在的にはおいしくなるワイン。

Clovis Lefvref ヴーヴレ 1961
酸もしっかりある、色は薄い、1961年なのに若い、信じられない。偽物の可能性が高い。

フィジャック2000
シルキー、滑らか、香りはいまいち。他の年よりはおいしい(単品で飲んだら相当おいしいけど、今回は強豪ばかりだから影が薄くなってしまっただけ)。
《newsclip》