RSS

カギ握る元首相、どちららに転ぶ?

2007年11月23日(金) 12時12分(タイ時間)
【タイ】チャートタイ党のバンハーン・シラパアーチャー党首(元首相、75)は23日、東北部カラシン県を遊説中に、「現時点ではどの党とも組まない。話しは選挙後だ」と述べ、民主党との同盟関係の打ち切りを言明した。バンハーン氏については、タクシン前首相支持のパランプラチャーチョン党(PPP)、旧与党系のマチマーティパタイ党と組み、首相の座を狙っているといううわさが流れている。

 12月23日の下院総選挙では、PPPと反タクシンの民主党が第1党を争うが、どちらも単独過半数には届かず、第3党となるチャートタイがキャスティングボードを握る見通し。民主党連立政権の場合、同党のアピシット党首が首相に就くことが既定路線だが、チャートタイがPPPと組めば、「バンハーン首相」誕生の可能性がある。

 チャートタイは2001年から2004年まで旧与党・タイ愛国党(TRT)の連立相手だったが、2005年の総選挙でTRTが単独過半数を得たことから、下野を余儀なくされ、同じ野党陣営の民主党と同盟を組んだ。ただ、今年9月、バンハーン氏が英国でタクシン前首相と会い、チャートタイがPPP陣営に加わる見返りに、首相の座を提示されたといううわさが流れ、11月にバンハーン氏と民主党幹部が夕食会を開き、協力関係維持をアピールする一幕があった。
《newsclip》