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旧バンコク空港に国際線、航空会社は反対

2007年12月4日(火) 15時30分(タイ時間)
【タイ】タイの主要空港を運営する国営企業エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)は4日、ドンムアン空港(旧バンコク国際空港)で国際線を運航する方針を明らかにした。昨年9月に開港したバンコクの新空港、スワンナプーム国際空港の混雑が理由だが、主要航空会社とティーラ運輸相が早くも反対を表明し、実現するかどうかは微妙な情勢だ。
 
 ドンムアンは昨年9月末にいったん閉鎖され、スワンナプームの混雑解消などを理由に今年3月に再開港した。再開港に関する十分な説明はなく、軍関係の空港利権絡みといううわさも流れた。現在同空港を使用しているのは、タイ国際航空、同社傘下の格安航空ノックエア、タイの民間格安航空オリエント・タイ・エアラインズ(ワン・トゥー・ゴー)の3社で、すべて国内線。利用者が少ないことから赤字続きという。

 スワンナプームはバンコクの東、ドンムアンは北に位置する。両空港間に鉄道はなく、道路は渋滞で時間が読めないため、2空港にまたがる乗り継ぎは非常に困難だ。こうした制約もあり、航空会社連合スターアライアンスの加盟各社など主要航空会社は、バンコクの空港機能はスワンナプーム1カ所に集約すべきとして、ドンムアンの使用には当初から反対している。
《newsclip》