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タイ国王が恒例のスピーチ

2007年12月4日(火) 21時48分(タイ時間)
【タイ】タイのプミポン国王は80歳の誕生日前日の4日、チットラダー宮殿で閣僚、官僚、軍司令官、裁判官らを前に恒例のスピーチを行った。

 国王は脳血管障害で10月半ばから約3週間入院したばかりだが、言語は明瞭で、国王自身とスラユット首相(64)、プレム枢密院議長(87)の年齢に関する話題や入院中のエピソードを冗談を交えて語り、聴衆の笑いを誘った。

 後半では軍の大規模な兵器購入計画に言及し、バーツ高で資金があるなら使うべきとして、原則的に支持する姿勢をみせた。ただ、任期が残り少ない現政府による購入承認は不適当という考えを示した。


〈プミポン・アドゥンヤデート国王〉
1927年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。34年から52年まで主にスイスに滞在し、同国のローザンヌ大学で政治学、法学などを学んだ。兄王の不慮の死を受け、46年にラタナコーシン王朝の9代目の王に即位した。タイ帰国後は、全国で数千の農業・灌漑(かんがい)プロジェクトを手がけ、遠隔地の視察、低農薬農業や代替燃料の開発などにも取り組んだ。国民から深く敬愛され、政治的、社会的影響力は非常に大きい。50年に結婚した王族のシリキット王妃との間に、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、シリントン王女、チュラポン王女の1男3女。趣味はジャズ演奏、ヨットなど。
《newsclip》