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タイ下院選、不在者投票始まる

2007年12月15日(土) 20時37分(タイ時間)
【タイ】12月23日投票のタイ下院総選挙の不在者投票が15、16日に行われる。15日には、昨年9月のクーデターを指揮したソンティ副首相(前陸軍司令官)、タイ選挙委員会のプラパン委員(下写真)らが投票を済ませた。選挙委によると、不在者投票は有権者全体の4%に当たる約198万人に上る見通し。

 今回の下院選はクーデター後初の国政選挙で、順調に行けば来年2月までに新政権が発足する。各種世論調査では、クーデターで追放されたタクシン前首相の支持政党、パランプラチャーチョン党(PPP)が優勢で、これを前野党の民主党が追う展開だ。

 PPPが勝った場合、タクシン氏の復権を認めない軍が再度クーデターに踏み切る可能性も指摘されている。ただ、クーデター勢力は、軍政下で導入した新憲法により、議席の半分が任命制の上院と官僚システムを通じ政治をコントロールするシステムを作り上げており、タクシン派が復しゅうに出ない限り、事態を静観するという見方もある。
《newsclip》