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Hitachi Asia (Thailand) Co., Ltd.

2007年12月30日(日) 16時25分(タイ時間)

——御社沿革について
 弊社はシンガポール現法「Hitachi Asia Ltd.」の子会社で、1992年の設立です。元々は1958年に日立バンコク駐在員事務所として開設され、90年にはHitachi Asia Ltd.バンコク事務所が開設され、92年に両事務所が一緒となり、現在のタイ現法となりました。

——グループ内での位置付けは?
 シンガポール現法がASEAN全域を統括、弊社はその傘下でタイ、カンボジア、ラオスを営業地域としています。日立製作所・日立グループ製品の販社であると同時に、タイ国内の日立関連会社38社を統括する、地域本社としての役割を担っています。国内日立グループ全体で、従業員数約2万人を超える規模です。

——具体的な事業内容について
 発電所などの電力・電機事業、情報システム、産業機器・電子部品を販売すると共に、日立本社やHitachi Asia Ltd.の営業を支援します。さらには先に述べたとおり、タイ国内の関連会社との協力や活動支援、グループ会社内の調達業務を行っています。

——主軸となる事業は?
 タイは周知のとおり、自動車、家電、電気電子部品など国内外のメーカーにとっての一大製造拠点であることから、弊社グループも主力となる事業は製造業です。38社中24社が日立関連製品のメーカーです。特にハードディスク製造では、タイは重要製造拠点となっており、日立グローバル・ストレージ・テクノロジーズ(タイランド)として、タイのグループ内で最も大きな工場を有しています。しかし製造業にとどまるだけではなく、例えばバンコク郊外の複合火力発電設備(出力700メガワット)を住友商事、タイのゼネコン(総合建設会社)最大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)とのコンソーシアムにて今年着工するなど、電力事業でも活躍しています。

——タイでの日立ブランドの浸透度について
 家電に関してはタイでもすっかり知られるようになり、信頼を寄せていただいております。一方、インフラ系や産業系での製品ではさらなるアピールが必要と考えています。例えばスワンナプーム空港のオートライン(動く歩道)は日立製で、サイアム日立エレベータが95台を納入しています。

——御社製品の強みについて
 タイ国内だけを取ってみても、弊社グループは多岐にわたる分野で活躍、それぞれにノウハウを蓄積しています。このようなネットワークを十分に生かし、ソリューション・プロバイダーとして製品・技術を提案できることが強みであり、今後さらに充実させていく所存です。

——社会貢献事業でも積極的に活動されているようですが?
 日立国際奨学財団支援、日立グループ・ライブラリープロジェクト、日立ヤングリーダーズイニシアチブなどを続けています。特にライブラリープロジェクトでは、200校近くのタイの小学校に本を寄贈、すでに15年近くとなりました。

——今後について
 これまで以上に、産業関連のビジネスに注力していきます。日立全体として、我々はまだまだ自分たちの製品・技術を世界に紹介しきれていないと痛感しています。「日立は多業種で活躍している」という認知度を上げるためのブランド戦略が必要です。日本ではすでに実績のある環境保全・省エネを考えたESCO(Energy Service Company)事業や、例えばアクセスコントロールでは、指紋認証より信頼度が高く利用しやすい「指静脈認証システム」など、日立が世界に誇る技術をご紹介していければと思っています。さらに地場企業が力を付けてくれれば、弊社グループも資源、電力、通信、金融関係などあらゆる分野で活躍できるものと信じています。

——売り上げは?
 タイ国内グループ全体で2006年が1580億バーツです。

——ありがとうございました

住所 18th Floor, Ramaland Bldg., No. 952 Rama IV Rd., Bangrak, Bangkok 10500
電話 02-632-9292
FAX 02-632-9298/9
ウェブサイト www.hitachi.co.th
Eメール ttanabe@has.hitachi.co.th
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