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タイで乗馬 ホースシューポイント

2008年2月17日(日) 10時48分(タイ時間)
—レベル高い乗馬技術、アジア唯一の古典馬術

 ステイタスを実感でき、スマートで健康的な乗馬。日本でも、さまざまな乗馬クラブやライディングスクールが全国各地で馬場や乗馬施設を開いて会員を募るなど、一般的なスポーツとなってきた。特に女性に人気があるという。ここタイにも、乗馬がある。乗馬人口は日本より少ないが、上流階級に集中する分、技術のレベルは高い。また、ヨーロッパ伝統の古典馬術が、アジアで唯一存在する国がタイだ。最近は、乗馬を本格的に習うタイ在住日本人の姿も見られ、「タイでの乗馬」が知られつつある。

—日本より安い乗馬レッスン

 例えば日本で乗馬を習おうとすると、まずは数万円から十数万円の入会金が必要だ。次いで1—2万円の月会費を払って、さらに1セッション当たり1500—2000円の騎乗料金でレッスンを受けることになる。一方、当校では入会金・月会費なしの、1セッション当たりの騎乗料金900—1300バーツのみ。セッションは日本が通常45分なのに対して60分と長い。しかも、日本ではインストラクター1人に対し10人前後のレッスンとなるが、当校は1セッション5人までで2人からというのも珍しくなく、マンツーマンでも1400—1800バーツ。格安でしかも密度の濃い乗馬を習うことができる。

 ただ、日本は全国各地に乗馬クラブやライディングスクールがあるが、タイは本格的なライディングスクールは、タイ教育省認定の当校のみだ。1校とはいえ、日本のような狭い施設とは違い、馬場馬術(ドレッサージ)、障碍飛越(ジャンピング)、古典馬術(クラシカルライディング)など7カ所のドーム式アリーナを揃え、それぞれにレッスンコースを用意。日本には、「どれだけ馬に乗ったか」という鞍(くら)数を重視した楽しみ方があるが、本来は技術のみが評価され、当校のレッスンも技術の上達を目指す。

 気軽な体験乗馬として、初心者用の引き馬や、ある一定のレベル以上による外乗(トレイルライド)もあり、いろいろな楽しみ方が可能だ。タイ国内ではそのほか、バンコク都内の軍馬施設、西部カンチャナブリ県の乗馬施設、中部フアヒンのようなビーチリゾートでの引き馬などがある。

—馬場馬術の最高峰ルシターノ

 乗馬において日本とタイの決定的な違いは、馬そのものだ。日本の乗馬クラブは競馬を引退したサラブレッド種を引き取って再調教するのが通常で、馬術用の馬をほとんどそろえていない。サラブレッドは「ホットブラッド」とされ、情熱的で競走用の馬に向いているが、たいていは馬術は苦手とする。
一方、当校ではポルトガル産のルシターノ種をそろえている。ルシターノは「コールドブラッド」とされ、冷静沈着な上に勇敢。闘牛や馬場馬術用の馬としては、最高峰と評価される。一定の技術を備えた方なら、ルシターノに騎乗できる。このように、馬術のための馬がそろっている国がタイで、日本はおろかアジアのほかの国ではまず見られない。

 タイにはさらに、アジアで唯一の古典馬術が存在する。古典馬術はヨーロッパ、中でもポルトガルの伝統。「その伝統をアジア人に伝える意味などない」というほどの権威であるが、それをアジア人としてはじめて習得したのがホースシューポイントのオーナーだ。ルシターノ種が育てられているのも、このため。アジアのほかの国では決して見られない古典馬術が、当校では不定期ながらも開催され、一般人でも一部有料で見学が可能だ。

 古典馬術はいわば特例だが、日本にはない「ポロ競技」用の競技場が存在することから見ても、タイは乗馬の歴史が長い国といえる。

 日本では国内で乗馬を習う人が、海外でも乗馬をということで、「外乗ツアー」が盛んだ。草原や丘陵地などの自然の中での乗馬が目的で、その一部のツアー先が、ホースシューポイントとなっている。タイ東部に在住する日本人の方々も、乗馬を習う人が増えてきた。今後さらに「タイの日本人の乗馬人口」が増えることを期待したい。

ホースシューポイント
住所:100 Moo 9, Tambon Pong, Amphur Banglamung, Chonburi 20150
電話:0-3825-3500 ファクス:0-3825-3599
Eメール  :yamaguchi@horseshoepoint.com (日本語)
ウェブサイト:www.horseshoepoint.com
《newsclip》