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コニカミノルタ、マレーシアのHDD用ガラス基板工場竣工

2008年2月22日(金) 14時32分(タイ時間)
【マレーシア】コニカミノルタオプトは21日、マレーシア・マラッカ州のハードディスク駆動装置(HDD)用ガラス基板工場が完成した発表した。投資額約70億円、従業員約500人で、現地法人のコニカミノルタガラステック(M)が運営する。月産100万枚でスタートし、将来的には同300万枚まで生産能力を拡大する計画だ。

 パソコンや携帯音楽プレーヤーなどの記憶装置であるHDDには磁気ディスクが組み込まれている。磁気ディスクのベースとなるのがサブストレートと呼ばれる円盤状の基板で、アルミニウム製とガラス製がある。ガラス基板はアルミニウム基板に比べ、耐熱性・耐衝撃性に優れ、記憶媒体の高密度化にも適していることから、ノートパソコンをはじめ、さまざまなデジタル家電で採用が拡大している。

 コニカミノルタはガラスレンズの開発・生産技術をベースに素材開発から溶融・プレス・研磨まで一貫した開発生産体制を構築し、1990年代から磁気ディスク用ガラス基板事業を手掛けてきた。これまで国内の関係会社コニカミノルタガラステックが生産を行ってきたが、デジタル家電の普及やメモリの大容量化などに伴う需要増に対応するため、新生産拠点設立を決めた。東南アジアには多くのHDD関連メーカーが進出しているため、マレーシアに生産拠点を設けることによって、より迅速な供給ができる体制を目指す。
《newsclip》