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タイ上院選の不在者投票、クーデター関係者がお手本?

2008年2月24日(日) 19時15分(タイ時間)
【タイ】タイ上院選の不在者投票が23、24日に行われ、2006年の軍事クーデターを指揮したソンティ前陸軍司令官、クーデターの黒幕といわれるプレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)らが投票した。ただ、下院選に比べ有権者の関心が薄く、投票者数は伸び悩んだもようだ。本投票日は3月2日。

 タイの上院は2006年9月のクーデターで破棄された1997年憲法では公選制だったが、軍事政権下で昨年導入された新憲法で任命・公選併用となった。定数150で、74議席は最高裁判所長官、選挙委員長らからなる委員会が選出、残る76議席は各県1議席の選挙で選ばれる。


〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。1978—80年陸軍司令官、1980—88年首相。首相在任中に2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、1988年の退任時に対国王の諮問機関である枢密院の顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。1998年から枢密院議長。

〈ソンティ・ブンヤラカリン〉
1946年生まれ。イスラム教徒。タイ士官学校17期卒。特別戦闘司令部(SWC)司令官を経て、2005年10月から陸軍司令官。2006年9月のクーデターを指揮し、タクシン政権を追放。
《newsclip》