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マレーシア新内閣発足、顔ぶれ大幅交代

2008年3月18日(火) 11時36分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアのアブドラ首相は18日、下院総選挙後の新政権発足に向け、組閣名簿を発表した。与党連合国民戦線(BN)の大幅議席減という事実上の敗北を踏まえ、思い切った刷新人事となった。前閣僚7人が総選挙で議席を守ったにもかかわらず名簿から漏れ、民間から2人が大臣に起用された。国営ベルナマ通信が伝えた。

 アブドラ首相が財務相を兼務するほか、ナジブ副首相も国防相兼任を続ける。新外相にはライス・ヤティム前文化芸術遺産相を抜てきした。サイド・ハミド前外相は内務省と国内治安省の統合による新ポストの国内治安内務相に就任した。

 このほか、長期にわたり通産相を務めたラフィダ・アジズ氏は降板し、ムヒディン・ヤシン前農相が横滑りした。総選挙で落選したサミー・ベル前公共事業相の後任にはモハマド・ジン・モハマド前公共事業副大臣が昇進した。

 アブドラ首相は人選について、「権力共有と与党連合内の同志愛に基づいた」と説明した。

 民間からは銀行大手メイバンクのアミルシャム・アブドル・アジズ最高経営責任者(CEO)と弁護士のザイド・イブラヒム氏が首相府相に起用された。アミルシャム氏は首相府経済企画局を率いる。

 当選議員で閣僚名簿から漏れたのは、ラフィダ前通産相、オン・カティン前住宅地方自治相、フォン・チャンオン人的資源相、シェイク・アーマド前内務相、アズミ・カリド前天然資源環境相、ジャマルディン・ジャルジス前科学技術刷新相、アドナン・マンソル前観光相の7人。このうち、マレーシア華人協会(MCA)の総裁を務めるオン氏は、総選挙敗北の責任と党組織立て直しのため閣僚就任を辞退していた。
《newsclip》