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マレーシア与党幹部、マハティール前首相を猛批判

2008年4月5日(土) 22時23分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアのマハティール前首相が、アブドラ政権に対し辞任圧力を強めていることについて、与党連合の最大政党、統一マレー国民組織(UMNO)の有力幹部が一斉に反撃に出ている。マハティール氏は党内に隠然とした影響力を持っており、アブドラ首相に対する公然批判が党内分裂を招きかねないとの懸念が背景にある。

 ナズリ首相府相は、「UMNOは強大だが、マハティール氏によって傷つけられている」と述べ、過去にマハティール氏がラザレイ元財務相、アンワル元副首相らと衝突を繰り返してきたことを皮肉をこめて批判した。

 ナズリ首相府相は「野党同士も共闘できるのに、同じ屋根の下でなぜ協力ができないのか。マハティール氏でなく別人であればとうの昔に除名処分になっているはずだ」と不満をあらわにした。

 同党が12月に行う党役員選挙には、一度は失脚したラザレイ元財務相がマハティール氏の後ろ盾で出馬するとの観測もあり、党内の権力闘争は泥沼化する可能性がある。
《newsclip》