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マレーシア与党議員に集団離党説浮上

2008年4月11日(金) 07時09分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアの与党連合がアブドラ首相への退任要求で内部分裂状態となる中、野党・人民正義党の関係筋は、同党の精神的指導者であるアンワル元副首相の「号令」により、与党連合の国会議員34人が一斉に野党に移籍することがあり得ることを明らかにした。聯合早報(電子版)が伝えた。

 アンワル元副首相は4月15日に公民権停止期間が終わり、近く国会補欠選挙で政界復帰を果たすとみられる。野党側は3月の総選挙で大躍進したのに続き、アンワル氏の政権復帰をきっかけに与党連合への揺さぶりを強める戦略とみられる。

 移籍を検討しているのは、アブドラ首相による与党運営に反感を持つ議員らで、ラザレイ元財務相らが含まれているという。与党議員が大量移籍する事態となれば、マレーシア政局は一気に流動化することになる。

 人民正義党幹部は先週、「既に30人近い議員への働きかけに成功しており、国会の新会期にはアブドラ首相に対する不信任決議案が提出される見通しだ」と述べている。
《newsclip》