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タイの日本語対応ラジオステーション「J-CHANNEL」

2008年5月1日(木) 08時56分(タイ時間)
 2005年1月2日に週4時間で開始した日本語ラジオ放送「Morning! Kiss」と「TEA TIME KISS」が、5月1日から1日24時間放送の「J-CHANNEL」に生まれ変わる。放送局は、FM93.75MHz(Sweet FM内)、受信可能エリアは当初バンコク首都圏、3カ月以内に中部アユタヤや東部パタヤなどの地域をカバーする。さらに衛星テレビでも、通信衛星「タイコム2」のCバンド形式を利用したサテライトテレビ局「J-CHANNEL」で、同コンテンツを放映する予定だ。

 これまでは毎週土曜日早朝と日曜日夕方に、日本語とタイ語のかけ合いで、日タイ両国をつなぐバラエティ情報を放送してきた。J-CHANNELとなっても、日本人タイ人の両方が聞ける番組が80%、それぞれの言語での番組が20%と、引き続き2カ国語でお届けする。「日本とタイをつなぐ架け橋」というコンセプトに、ニュース、観光、音楽・芸能、娯楽、ビジネス、語学、株式、サークル活動など、さまざまな話題を提供していく。

 24時間放送というのは、当初から考えていた。Morning! Kissが始まったのは、インド洋大津波が発生した直後。「危険・緊急情報を迅速に伝えられれば」と痛感しながらの放送開始だった。この3年、事業拡張を見込んで体制を整え、コンテンツを充実させてきた。

 「24時間放送のチャンネルを確保できそう」との期待が出てきたのが昨年10月。以後半年、目まぐるしい日々が続いた。放送局との折衝で何度もつまづき、最終的に今のチャンネルに落ち着いた。24時間放送が実現、在タイ邦人・旅行者のための危険・緊急情報をオンタイムでお伝えすることも出来るようになる。テレビ放映は、アンテナさえあればタイ全土で見ることができ、エリア拡大に期待が持てる。どんな僻地にいても、日本語のチャンネルが見られるのは心強いだろう。

 J-CHANNELは東南アジア初の24時間日本語放送として、各方面から注目されている。スタッフや出演者など番組制作の関係者は、これまでの14—15人から50人にも増えた。バンコク首都圏50局中、放送時間帯別のランキングでトップ10入りしていたMorning! KissとTEA TIME KISSを基盤とし、日本人にもタイ人にも好まれる番組を提供していきたい。テレビの方は当初1日7時間で、朝のニュース、インディーズバンドなどの音楽番組がメインとなる。テレビクルーはレンタルなので、技術的な面での心配はない。後は自分たちがいかに「出演」するかだ。

 タイで末長く放送を続けていくには、地域密着型の事業を展開していかなければならない。地元タイ人に好かれる局になりたい。そのため、放送開始後3カ月以内に、自分で組み立てるキット型のラジオをタイの子供たちに寄付したいと思っており、同時にスポンサーを募っている。
《newsclip》