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スワンナプーム空港の騒音軽減テスト、目立った効果なし

2008年5月25日(日) 00時33分(タイ時間)
【タイ】バンコクのスワンナプーム国際空港の周辺住民が航空機の騒音に悩まされている問題で、タイ運輸省航空局は、約1カ月をかけて行った騒音軽減テストで大きな効果が得られなかったとの結果を明らかにした。

 タイ航空の協力で行われたこのテストでは、航空機の離陸・上昇時におけるジェットエンジンの出力パターンや軌道を変えることで空港周辺の騒音が軽減されるかどうかが検証されたが、その差異は1—2デシベルでほとんど変化がなかったという。

 これにより、空港当局はこれまで通りの離陸方法でフライトを運航するとともに、周辺住民に対しては、補償金の支払いに加えて住居の買い上げを検討するなど、新たな提案を行っていくことになる。

 スワンナプーム空港はフライトの増加に対応するため第3、4の滑走路建設を予定しており、周辺住民からは騒音がさらにひどくなるのではないかと不安の声が高まっている。
《newsclip》