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バンコクで反政府街頭デモ

2008年5月26日(月) 00時59分(タイ時間)
【タイ】反政府団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」が25日、バンコクの民主記念塔で憲法改正に反対する数千人規模の集会を開いた。集会場所には政府支持派の市民も集まり、両者がPETボトルを投げあうなどし、約20人が負傷したもようだ。

 PADは2006年春に数万人規模の反タクシン政権街頭デモをバンコクで連続開催し、同年9月の軍事クーデターの伏線を敷いた。クーデター支持派の同団体が動き出したことで、新たなクーデターの懸念が強まっている。

 タクシン元首相派のサマック政権は軍事政権下の昨年導入された現行憲法の大部分を破棄し、国民参加型で作成された1997年憲法の復活を目指している。憲法改正が実現すればクーデターの成果が消滅することから、クーデターを起こした伝統エリート層は反発を強めている。

 また、ジャクラポップ首相府相がタイ外国人記者クラブで行った講演が不敬罪に抵触した疑いが強まり、軍幹部らが強い不満を表明。サマック首相は首相府相の解任を拒否し、ここでも緊張が高まっている。
《newsclip》