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タイ外務省前で抗議集会、カンボジアとの国境交渉で

2008年6月18日(水) 11時50分(タイ時間)
【タイ】反タクシン元首相派団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」は18日、バンコクのタイ外務省前で数千人規模の集会を開き、カンボジアとの国境交渉で国益を損なったとして、サマック首相、ノパドン外相らを非難した。タクシン元首相のカンボジアでのビジネスの権益と引き換えに国境画定でカンボジア側に譲歩したと主張している。

 カンボジアはタイ国境に近い山上にあるクメール時代のヒンドゥー遺跡「プレアビヒア(タイ名、カオプラウィハーン)」の世界遺産登録を目指し、周辺の未画定な国境についてタイ側と協議していた。タイ政府は17日の閣議で同地域の国境画定を認可したが、詳細を明らかにしていない。

 プレアビヒアはタイとカンボジアが領有権を争い、1962年に国際司法裁判所がカンボジア領とする判決を下した。この裁判でタイにしこりが残った上、タイ側からしかアクセスが困難という地理的なねじれもあり、両国間の火種となっている。
《newsclip》