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インド製コピー薬、タイに到着

2008年6月20日(金) 02時54分(タイ時間)
【タイ】タイ薬品公社(GPO)は18日、抗血小板薬プラビックス(硫酸クロピドグレル)の安価なインド製コピー薬120万錠がタイに到着したと発表した。近く国立病院に配布する。

 2006年9月のクーデターで発足したタイの軍事暫定政府は2007年にかけ、医療予算の不足を理由にプラビックスやエイズ治療薬のエファビレンツなどに強制実施権(CL=国が公益上の必要性などから特許権の実施を第3者に付与する権限)を発動し、安価なコピー薬の導入を認めた。今回輸入したのは昨年インドの製薬会社に発注したもの。

 プラビックスを開発した仏サノフィ・アベンティスなど欧米の製薬大手はCL発動に対し、タイ軍政が2006、2007年に軍事予算を約7割拡大したと指摘し、正当性のない措置だと批判。米国政府もCL撤回を求め圧力をかけている。タイの現政府は当初、CLの撤回に前向きだったが、エイズ患者や地方医師らの反発を受け、現状維持に転じている。
《newsclip》