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反タイ政府派、「首相退陣までデモ継続」

2008年6月21日(土) 14時46分(タイ時間)
【タイ】20日にタイ首相府前を占拠した反政府団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」のジャムロン元バンコク都知事は21日、政府との話し合いを拒否し、あくまでサマック内閣の退陣を求める方針を確認した。また、「国会で政治危機が解決した試しはない」として、閣僚不信任案審議とは関係なく街頭デモを続けると話した。

 サマック首相は同日朝、PADとの衝突で負傷、入院した警官を見舞った。反政府集会への対応については22日放送のテレビ番組で明らかにするとしている。「辞任はない」(首相府報道官)もよう。

 一方、チャイ下院議長は20日、野党民主党が提出した閣僚不信任案を議題を加えた。現行憲法の規定によると、これにより、首相の下院解散権は閣僚不信任案審議が終わるまで停止される。

 PADは5月25日に首相府近くで数千人規模の座り込みを始め、6月に入り、バンコク都内の選挙委員会や外務省などにデモ行進を行った。今月20日に首相府前まで「進軍」し、警官隊を押し退け、首相府を一時包囲した。デモ参加者のほとんどはプミポン・タイ国王の誕生日の色である黄色の服を着用している。
《newsclip》